第1回 「鍵」と「必須」を手に入れるTOPIK文法

 

TOPIKで問われる文法(接続表現・助詞など)は、

日常生活で意思疎通をするにおいて非常に有効なものが揃っています。

とても勉強し甲斐があります。

 

最近韓国語を学ぶ場で、文法を学ぶことが‘悪者扱い’されて久しいですが、とんでもない話です。

では根本的に文法とは何で、文法を司る語句を眺めて捉え、使用するには実は何が必要なのか、

それらを踏まえ、ここでの目標であるTOPIK中級,高級合格の実現のために、

何をどう学べばよいかまでを見切ってしまいます。

 

誰がどう見ても答えはこれという客観的解答を、‘韓国語の世界’で解釈できるようにもなれます。

『文法』というものの見方を変えましょう。

 

 

 

第2回  基礎から分かる文章問題解法 ―読解とは何か

 

TOPIKの文章問題は、旧形式から内容的にも文章構造的にも非常に読みやすく良質です。

そして、日本語ネイティブにとっては、語句的にも取っ付きやすいですよね。

 

語句的な面についてはさておき、ではなぜ、

 

 

「内容的にも文章構造的にも、非常に読みやすく良質」

 

 

なのかを解き明かしておきます。

そして、解き明かしたことを利用し、‘読解’とは何かまでも知り尽します。

 

旧出題形式にあった主観式(記述式)でも練習していきますが、

なにかと誤解されがちな‘読解’を、きちんとした形で身に付けていきましょう。

 

 

 

第3回  TOPIK文章問題を研究する

 

第2回で学んだことを土台に、今度は本試験レベルの問題を丁寧に読み解きます。

 

普段なさっているテキストや長文集、あるいは新聞や雑誌などを使っての購読とは違う、

文章問題の『読み方』と『解き方』を段階的に知り、練習し、身に付けて、

本試験でのゆとりをもった読解ができるようにしてしまいましょう。

 

現問題形式にもバッチリ対応し、語彙と文法の確認もします。

 

「読む」ということを真に体得し、揺るがぬ読解力を手に入れましょう。

 

 

 

第4回  All Round TOPIK ―語彙・文法・読解総まとめ

 

第1回〜第3回で培ってきたことを使い、本試験と同じ形式で、さらにチャレンジします。

この回で、TOPIK中・高級対策の土台は完成です。

 

『文法』『読解』というものの見方を身に付けられた後ですので、

この回を受講されている頃には、TOPIKのための文法と読解のみならず、

韓国語文法そして「読むこと」そのものについても、見通せるようになっています。

 

TOPIKUの中・高級で必要な語彙も、同時に確認しましょう。

 

 

 

第5回  高得点を狙うTOPIK作文の基礎 ―文整序問題・主観式穴埋め問題

 

この回では、ここまで文法→読解と通じて学んできたことを踏まえて、

ほぼ作文と言える文整序問題

そして、新形式では複数個所に書き入れることになった、主観式穴埋め問題を通じて、

俗に言う‘文脈’の正体を明らかにします。

 

決して、

 

 

文脈 = ‘なんとなく’‘勘で’の言い換え

 

 

ではないことを知り、一定の解き方で高得点を獲ってしまいましょう。

すでに学んでいる読解への副次的効果もあります。

 

 

 

第6回  ここからスタート!TOPIK作文 ―300字作文問題を中心に―

 

新形式の300字作文問題は、与えられた条件と短文を使って、

200300字の作文に仕上げるという問題ですが、

この後の700字作文問題にもつながる、一定した作文の書き方を学びます。

 

主催者が重視すると発表している、

 

TOPIKU(中・高級)で求められる語彙力が備わっているか

 

●韓国語文法が適切な形で身に付いているか

 

そして、

 

●文脈というものを正しく理解し活用できているか

 

を、まずこの時点で総チェックしましょう。

 

 

 

第7回  楽しく書ける!TOPIK作文(1) ―700字作文問題・基礎編―

 

700字作文問題は、これも本来は日本語ネイティブにとって有利な中で、

それでも受験される方の多くが対策を立てるのに苦労されており、

TOPIKではカギとなっていますが、TOPIK作文問題には、

旧形式も含めて、根本的に何について書かなければならないかというのが、

これまでの全ての回に共通してあります。

そして、どのような型で書き、どういう発想で書けばいいかというのも存在します。

 

TOPIK作文には‘型’があるのです。

TOPIK作文そのものをさらに明らかにし、

模範解答と採点基準に則って、作文をいっそのことパターン化させるが如く、

TOPIK作文の‘型’も発想の仕方も体系化させて、‘下準備’の利く作文戦略を立てます。

 

‘型’は字数配置・文の論理展開など、全てを画的に(ビジュアルに)捉えられるよう図形化し、

発想の仕方についても、『TOPIK作文思考図表』としてまとめました。

 

TOPIK作文は、時に全く興味の無い事について書くことにもなりますので、

この講座で『TOPIK作文思考図表』として示したような‘発想の仕方’を手にすると、

非常に便利です。

 

作文の‘型’と発想の仕方を元に‘マニュアル’を作り、

‘マニュアル’に当てはめるが如く、練習を繰り返していきましょう。

その方が手っ取り早いし、身に付けば本試験でスラスラ書けますしね。

 

模範解答と採点基準で提示されている主催者の求めに従って、

合格点(しかし最低でも譲って90)を獲る作文を書きます。

 

 

 

第8回  楽しく書ける!TOPIK作文(2) ―700字作文問題・実践編―

 

第7回で学んだ、『書き方』と『発想の仕方』をさらに実践練習していきます。

本試験でのストレスを減らし、TOPIK作文の完答力を究極レベルに引き上げます。

 

「ネイティブはこうは書かない」は、実のところ関係ありません。

ネイティブの添削だけは、実のところ太刀打ちできないのですが、なぜかと言いますと、

お近くのネイティブスピーカーは、TOPIKの問題製作者や採点者とは限らないからです。

添削してくれたネイティブが「うまく書けました」と言ってくれても、

そのネイティブがTOPIKの問題製作者や採点者でなかったら、

あるいは、作文というモノの正体を明らかにしていない人ならば、素直に喜べません。

 

要は、文章を書く上での全世界的なルールを使い、

主催者が発表してくれている模範解答と採点基準に従って、

日本語ネイティブとしてのTOPIK作文が書ければいいわけです。

韓国語・日本語のみならず、あらゆる言語に通じる「論理」の大切さを今一度実感してください。

例えれば、それは人に会った時に交わす言葉の順序と同じだったりするのです。

‘普通に’書きましょう。

 

 

第7回・第8回での添削は、解答用紙に直接される添削と共に、

別紙プリントに「綴り表記」「語句使用」「文法・文章構成」「総評」の4項目に分けて、

解答用紙での添削箇所についての解説も丁寧にしてお返しします。

修正例なども提示したしますので、語彙と自然な文法を増強し、

受講修了後の自主学習にもお役立てください。

 

もちろん、各問には解説と模範解答が付き、さらに他の生徒さんの解答例も参考にさせてもらい、

採点チェックと感想、そして、そのまま使わせてもらえるポイントと修正ポイントをお話しています。

 

 

 

第9回  コンプリートTOPIKリスニング ―解答のための韓国語リスニング学習法

 

お気づきの方もおられると思いますが、TOPIK듣기問題は、

もしじっくり聴ける状況であれば、特別難しいものではありません。

そこで本試験形式の問題を解く前に、TOPIK中・高級듣기問題を解答できる‘聴解力’が、

基本的にあるかを確認しましょう。

 

音読・シャドーイング・ディクテーションなどによる、今までと現在のリスニング学習が、

韓国語を耳で理解し、TOPIKU(中・高級)듣기問題を完答するに値するか、

勇気を持って向き合うことにします。

その後は、これからの韓国語リスニング学習に活かす方法も学びます。

 

まずはTOPIKのためのリスニング力チェックと練習から。

 

 

 

第10回  TOPIK中・高級リスニング問題解答のストラテジー

 

実際の形式で、特に対策を執る必要のある問題を重点的に、듣기試験の受け方をはじめ、

聴解をするにおいて、執るべき方法と執らざるべき方法を見定めておきます。

あと、第1回〜第9回の間で積み上げてきた考え方を元に、聞き取るべきポイントも解明します。

解法の基本は 읽기쓰기 と同じで、聴くか見るかの違いだけです。

 

一貫したやり方で、目から入るか、耳から入るかという形式や状況の違いに応じて

常に一定の解法を使えるよう、듣기問題で総まとめし、完成させましょう。

TOPIKU(中・高級)に向けた‘聴解力’を鍛えるための学習法も整理していきます。